FX初心者が知っておきたいFX用語6つ紹介
こちらの章ではFX初心者が知っておきたいFXの用語を6つに分けて紹介します。
読み終えたころにはFXへの理解度が深まること間違いありません。ぜひ最後までお読みください。
ポジション(建玉:たてぎょく)
ポジション(建玉)とは買い注文や売り注文をした際に、決済する前の状態で保有していることを言います。
ポジションの表現方法は「買いポジション(ロングポジション)」と「売りポジション(ショートポジション)」の2つです。
買いポジションは外貨を買って保有している状態で、売りポジションは外貨を売って保有している際に表現されます。
pips(ピップス)
FXでの値幅の単位はpips(ピップス)で表現されます。
例えば1ドル=125.234円の場合は3の部分が該当します。値が125.284に変動した場合、5ピップス上昇したと表現します。
円高・円安
為替差益(キャピタルゲイン)
為替差益(キャピタルゲイン)とは、為替の値動きを利用して利益を得る方法です。
円高を見込んでドルを売り、実際に円高になったタイミングでドルを買うと利益が生まれます。
同様に円安を見込んでドルを買い、円安になった状態でドルを売ることでも利益が生まれます。
金利差(スワップポイント)
スワップポイントはキャピタルゲイン以外に利益を得る手段です。
スワップポイントでは2か国間の金利差で利益を得ます。
金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨で買えばスワップポイントが発生します。
証拠金とレバレッジ
証拠金とはFXをする際に証券口座へ預ける担保金です。
また、取引する額が証拠金の何倍か示した数値をレバレッジと呼びます。
FXではレバレッジを利用して、証拠金以上の取引が可能です。しかし、レバレッジをかけるほどハイリスクハイリターンの取引になるので注意しましょう。
ロスカット
トレーダーの代わりに、FX業者が強制的に取引を決済することです。
ロスカットがあることで、資産の全額を失うことや資産以上の損失を防いでくれます。
ロスカットが使用される条件は、一定の証拠金維持率を下回ることです。
証拠金維持率(有効比率)
証拠金維持率とは証拠金に対する純資産の割合のことです。
FX業者がそれぞれ証拠金維持率を設定しています。自分が利用している会社やこれから利用する予定の会社の証拠金維持率をあらかじめ確認しておきましょう。
そして、わからない用語が出てきたら調べて理解することをおすすめします。
使える用語を増やして、FXを安心して取り組みましょう。
FX初心者向けの稼ぎ方
FXを始めてみると、このように思いませんか?
FXで不安になる気持ちはとても分かります。しかし安心してください。
こちらの章では、おすすめなFXでの稼ぎ方や取引で失敗しないために気を付けることを紹介します。
FXで悩んでいる方やこれから始めようとしている方は、ぜひ参考にしてください。
結論から申し上げますと、FX初心者におすすめの稼ぎ方はスキャルピングです。
スキャルピングとは、数秒から数分の間に取引をすることで利益を出す方法です。
取引回数が増えるので、損切りのタイミングなど市場の分析力が求められます。
※損切りとは損を最小限にするために決済することを言います。
高度なスキルが求められる反面、投資額は1万円以下などの少額から設定できるので、資金に余裕がない方におすすめです。
少額で始められるので利益は少ないですが、損失も少なく済むのがスキャルピングの魅力です。
特にFX初心者はどの場面で売り買いをすればいいのかわからないと思います。そこで少ない投資額で実践を重ねていくことで、FXに必要な分析力や判断力が身に付きます。したがって、FX初心者にはスキャルピングがおすすめです。
スキャルピングができる国内FX業者を4つ紹介
スキャルピングは全てのFX業者でできるわけではありません。スキャルピングを禁止しているFX業者があるので注意しましょう。
禁止されている業者で行ってしまうと、口座が凍結される恐れがあります。スキャルピングで取引する際は、事前に禁止されているかチェックしましょう。
失敗しないために気を付けること2選
FXをする際はなるべく失敗したくないですよね。
失敗をしないために気を付けることを2つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
1,取引ルールをあらかじめ決めておく
FXで利益や損失が出て感情的になり、結果的に損をすることは十分に考えられます。
そこでおすすめなのは、取引をする際のルールを決めることです。
ルールの内容は資金額や通貨の取引量、通貨ペア、取引する時間帯、取引方法などです
あらかじめルールを決めておくことで、取引の際に冷静な判断ができます。
冷静に対応することで利益の出た要因や、損失の出た原因など分析することも可能です。分析を行って成功確率を高めていきましょう。
2,デモトレードから始めてみる
デモトレードとは資金を使わないで取引ができる練習方法です。
デモトレード上で損失が出ても、実際の資金は減りません。資金を気にせず取引ができるので、優先的に取り組みましょう。
デモトレードを利用することで、取引ツールの操作方法やチャートの見方が理解できます。実際の取引をする前に、デモトレードでFXのやり方を学ぶことをおすすめします。
FXはスキャルピングで始めよう
FX初心者の方はスキャルピングで取引することをおすすめします。
理由は以下のとおりです。
- 少ない投資額で始められる
- 小さな損失で取引できる
FXをこれから始めるには、まず手軽に始められるスキャルピングで実践を積みましょう。そして、FXに関する知識や必要なスキルを身に着けてください。
また、取引をするうえで自分だけのルールを持つことやデモトレードで練習することも大事です。ぜひ実践して、勝ち続けるFXを実現してくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はFXをする上で重要な用語6つと、おすすめな稼ぎ方について解説しました。
FXを始めてみると、多くの用語に戸惑うかもしれません。
FXの専門用語を1つずつ理解することで、FXへの理解度や関心も深まります。
したがって、今回紹介した6つの用語は確実におさえておきましょう。