やりたいことを明確にするには?
資産形成をしていく上で目的をしっかり持ってくださいねとお伝えしていますが、やりたい事がわからないと言われる方が多いです。
やりたい事が無い場合は、逆にやりたくない事や将来なりたくない姿を紙に書き出してみてください。
参考までに私が去年書き出した事は、
- 老後破産
- 犯罪者
- 早死に(80歳以下)
- 生涯独身
- 貧乏
- 体が不自由になる
- 剥げる
- 金に汚いと思われる
- 人から軽蔑される
- 金に追われて生きる事
例えばですが①番の老後破産ですが、では今からコツコツ資産形成していくしかありませんね。と、いう事になっていきます。
④番の生涯独身でしたら、結婚相手を探す為に何かをしなければなりません。
⑦番のハゲたくないでしたら、ハゲない様に頭皮のケアをする。
⑥番でしたら軽い運動と食事に気を付ける。とか、やりたいことが無い場合は、やりたくない事やなりたくない姿を書き出しそれにならない様な対策を考えていけば、今やるべき事が見えてきます。
理想はやりたい事を10個くらい書き出して、やりたくないなりたくない事も10個ぐらい書き出す、それに向かって計画を立てます。
今、自分がどうしていけば良いのだろうと考えていたり、やりたい事もないと思う人はぜひ紙に書き出してみてください。反対を書くことで未来が見えるかもしれません。
積立投資は早く始めた方がいいのか?
もしやりたいことを考えてみて、積立投資をしようと思ったなら、1日でも早く始めましょう。
なぜ1日でも早く開始したほうが良いのかとかという話なのですが、例えば毎月3万円の利率6%で運用する場合は年間で36万円払っていますが、1年早く始めた人との差として10年目と11年目でどのくらいの差になるかを見ますとその差は67万円なのです。
1年で36万円しか差がつかないはずなのに、67万円の差がつくのです。
まだ、経過年数が少ないのでそんなに差が出ていませんが1年の差で1年分の36万円の倍くらいには差がついています。
29年目と30年目では210万円の差が付きます。複利でドンドン元手が膨らむのです。
複利は成功した人が利用するポピュラーな方法です。有名なアインシュタインや豊臣秀吉も複利に関するエピソードが残っているくらいだと言われています。
アインシュタインは「知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」などとも言っています。
それだけ複利は昔から使われている程に素晴らしいのです。
それを考えると1年でも1日でも早く始めた方が将来的に受け取れる利回りが大きくなります。
いずれ積立投資を始めたいと思っているのであれば1日でも早く始めた方が後々有利になってくれると思います。
資産形成と資産運用は何が違うの?
まず資産形成というのは資産を形成していくという事なので1から作り上げていきます。
人間でいえば子育てみたいな事です。栄養をしっかり与えて成長させるということですね。
しっかりじっくり育てたら大人になって自分が育てた資産がちゃんと働き始めてくれます。
それが資産運用です。
資産運用のステージになると働いてお給料を持ってきてくれる様なかたちになりますので、資産だけを持っているだけで生活が出来るようになるのです。
まず資産は育てないといけないのです。
小さな頃から働かすのではなくてしっかり育てて成長したらあなたにお給料を持ってきてくれる様になるのです。焦らず育てていきましょう。
ですが、資産形成の第一歩は貯金です。今すぐ使わないといけないお金を資産運用に回してしまったら切り崩さないといけなくなります。
生活費を残さずに資産運用をすることは負のスパイラスになります、そのことを頭にいれて無理のないように資産運用をしましょう。